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renovetion project

古箪笥リノベーション
思い出の箪笥リノベーションプロジェクト

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おばあちゃんの思い出のタンスをもう一度家族とともに。
私たちは古くなった桐箪笥は収納としてそのままの再生家具としてだけではなく、 伝統的桐箪笥制作技術を生かしてスツール、テーブル、机、チェスト、シェルフとして 新たな形、新しい命を吹き込ませ、 もう一度家族の中で暮らすことができる可能性を提案していきたいと思っています。

ビフォーアフター

桐箪笥のリノベーション・リフォームは、信頼と実績のある当店ににお任せください。 新潟加茂の当店工房にて、桐箪笥のリフォーム作業(金具のお直し・たんす本体のお直し・仕上げお直し等)全ての工程を責任をもって行っております。
当店のリノベーションは大きく分けて「再生(リフォーム)」と「修理(リニューアル)」2種類の仕事あります。 どちらもお客様のご要望をお受けすることができます。

A)改造改装(リフォーム) :桐箪笥の素材を最大限に活かし、パーツの細部に渡る修繕は勿論、
               箪笥本体を元に機能やデザインを全て一新する事を目的とする再生作業です。
B)再生修理(リニューアル):傷んだ箪笥を忠実に元の機能・姿を取り戻す事を目的とした再生修繕作業です。

当店の熟練職人に脈々と受け継がれる桐箪笥伝統の業を駆使して価値ある古桐箪笥を現代に蘇らせます。
再生のバリュエーションとしては、全く用途を代えずに新品のように蘇らせるものや、古箪笥を現代風の洋装クローゼットとして生まれ変わらせるものなど、 様々な伝統技法と最新技法を駆使して価値の最大化を目指します。

old&new

作業工程(1)解体クリーニングと修繕

リフォーム

箪笥に取り付けられていた金具を全て取り外します。骨董箪笥の金具は全て手作りで価値の高い物がありますので、破壊しないように慎重に取り外します。 取り外された金具はクリーニングし、破損箇所は修理致します。
家具本体は抽斗などのすべての部材を慎重に取り外します。次に金具を外したたんすを熱湯にて汚れやほこりを熱湯で洗い流します。 洗う事により、傷や破損部分を詳細に見つけ出します。 そうして見つけ出された傷や破損部分を修理・修復します。

作業工程(2)再組み立て

ハタガネ

解体して修繕した桐箪笥は「端金」と呼ばれる器具で歪みを補正し、 ウツギと呼ばれる「木釘」を打ち込む独特な伝統技法で堅牢に再組み立てられ、本体が仕上げられます。
接合方法としては「組接ぎ」や「ホゾ接ぎ」などが挙げられます。 「木釘」以外にも、側板と足の部分との接合には「縫い釘」という10センチくらいの両端のとがった竹釘が用いられます。

作業工程(3)引き出し(盆板)扉再加工と調整

引出し

修繕及びクリーニングと乾燥で引き出しや扉は若干狂いが生じます。カンナで再調節しながら、隙間無く本体に入れ込んでいく加工が施されます。
引き出し(盆板)づくりは、前板の仕込みからはじまります。引き出しの前板を、入れ込む予定の棚板に寸法を合わせ、隙間の無いようにカンナでならしていきます。
同様にカンナで調整された側板と向板(引き出しの奥の部材)は、木釘などを使用して箪笥本体と同じ技術で組み立てられます。

作業工程(4)再塗装

塗装

木地を調整してから「うづくり(藁を棒状に束ねた、たわしのようなもの。木材、ことにキリの表面を仕上げるときに使用)」かけをし、杢目を立てます。
その上に砥の粉と夜叉の実の混合液で何回か刷毛塗りします。自然乾燥した後、杢目に沿って蝋を均一にかけ、仕上げます。
砥の粉と夜叉の実の混合には、職人の勘と熟練により大変な技術を要します。その他、時代(焼杢)仕上げ、オイル仕上げ、漆仕上げをお選び頂けます。

作業工程(5)金具付け

金具

古金具を修繕して使うこともできますが、新しい金具で桐箪笥の表情は金具の意匠次第で大きく変わります。
熟練の職人の手で慎重に、引き手金具、蝶番、錠前が取付けられ、ようやく桐箪笥の再生が完成します。

桐箪笥リノベーションの事例紹介

事例1 事例2
  • 箪笥組合 加茂市商工会議所 スクエア 堀敬商事

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